小説の習作、原稿用紙八頁 #03/田中教平
 
文才ある?」
「いいんじゃないの。先生泣いちゃうんじゃないの」
ユウスケはカナに読んだ手紙を返しつつ言った。
「それよりどうだい、十時だよ。お腹へらない?」
「だって今食べたらお昼食べられない」
 ユウスケは一人近くコンビニエンスストアに向かう事にした。すると、カナに飲料をねだられた。外は相変わらず寒かった。しかしすっかり晴れていた。いつも青っぽく見える東の山肌が、茶色にはっきり見える。
 小道を抜けて大通りへ出た。するとそこにはコンビニエンスストアがある。本当にすぐ傍だ。
 ユウスケは籠を取ると、カナからリクエストがあった、ミルクティーに強炭酸水を入れた。そして自分の為にポテトチッ
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