私の創作活動について/リリー
滋賀県に在住している私は、機会あって近江詩人会という団体が
毎月発行している詩誌「詩人学校」へ作品を発表しています。
最初のうちは、他の人達の難解な作品も含めた詩作経験の違いに
戸惑い、完成度の高い作品へとらわれてしまいました。未熟者なり
にも読んでいただいて恥ずかしくない原稿を仕上げなければ……と、
自分の書きたいものも分かりませんでした。
詩人会では、月一回の合評会があります。そこに先生がいるわけ
ではありません。「詩人学校」の詩誌をテキストにして参加者が、
載せられた作品へ自由に感想を述べ合うのです。
参加二年目になる頃から、自分としてはあまり自信の持てない
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