ぼくのお城としての書きもの/百(ももと読みます)
 
間たちもきっといて、宴のような気持ちでいられることだろう。



 街を歩いて、お店にはいる。お付き合いのはじまりの段階なのかな、というふたりをめにして、封を閉じてあるスナックおやつみたいと想った。

 お菓子のパッケージを開けてつまめるものだけみれば、ぼくは食欲わかないかも。パッケージの写真もイメージ加工済みであるものね,「こいつ」がそのままつまんで食べられることなかったよ。

 仮にもぼくがスナックで、あの子がチョコレートだとしたら、チョコレート菓子を手に取ること、ぼくはしないし、あの子はスナック菓子を食べない。

 ふと、先月までお付き合いしていたぼくのはじめての恋人に
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