かおるの音    蒼風薫/梅昆布茶2
 
朝にその日の終わりは見ていないでも訪れるどう過ごそうと


マイナーな気持ちの時には筆箱を閉じてノートも隠してしまう


マイナーな気持ちの時には筆箱とノートはこの世にないものとする


何もかも上手くゆかない世渡りに疲れた明日旨い珈琲


鏡見て条件反射で微笑んで何してんのかなついてない日に

運の無さ笑うしかない日もあって(フォクの神様笑ってますよ)



ため息をついて新聞たたむ朝飲むと決めてるコーヒーがある


星占い覗く自分が情けないけど神頼みするような朝


俯く日なぜかさくさく詠んでいる運良く1首が歩き始める



新聞を投げて
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