かおるの音 蒼風薫/梅昆布茶2
げて忘れて忘れ得ず気持ち逸らせぬ心境絵を詠む
本名が頭の中で旅する日(子)のつく名前お父さんから
本名を描いている時(子)をつけて父さんの名を書いてる私
分かってることを皆捨てわかりたい母さんの愛と実家のご飯
産声を一人で聴いたわけもない産んだあなたも聴いてくれたはず
母さんと書くのは養育母さんと会える会いたい会えない多分
夕焼けに染まった自分の顔を見て笑えるまほうを知ってた5歳
6歳の夢はシチューの人参が叶えてくれた遠いゆう焼け
待つ人のな家路には夕焼けは薄く冷たく(明日)を数えず
昨日見たごろ寝マットを想ってる何かを諦め是非
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