全行引用による自伝詩。 04/田中宏輔2
ボットの魂』11、大森 望訳)
声には実体があるとでもいうのか?
(バリントン・J・ベイリー『ロボットの魂』11、大森 望訳)
それだけで独立の実体を持っている。
(モンテーニュ『エセー』第?巻・第10章、荒木昭太郎訳)
見る主体を見ることはできないし、心が考える主体を把握することもできない。見る主体、考える主体が〈わたし〉──すなわち、魂なのだ。
(バリントン・J・ベイリー『ロボットの魂』13、大森 望訳)
かれらがそうなりえたかもしれないものが永久に失われたことを、ウルフは悲しんでいるのであった。
(フィリップ・ホセ・ファーマー『異世界の門』16、浅倉久志訳
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