AI詩、考察の覚え書き/足立らどみ
かもしれません。
ここでひとつ伺いたいのですが、あなたにとって「詩におけるどろどろ」と「昇華された詩」とのあいだに、境界はあるのでしょうか?それとも両者は同時に重なっているものだと思いますか?
らどみ
境界線というより変化。書いた翌日、世界が変わっている、世界の見方が変わってしまう変化のことをきいているのかしら?
ai(
はい、まさにその「変化」のことを伺いたかったのです。
境界線ではなく、時間のなかで起きるズレや変容ですね。
書いた瞬間には「どろどろ」としか感じられなかったものが、翌日読み返すと、もう別の顔をしている。あるいは世界そのものが少し違って
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