そのたびにどこにゆくのだろうか/あらい
 


化けの皮を剥がす回だ/あんたは 帰りな
 かもしれないことは存在していて、ベットで丸くなって、目をつぶってもなお眠っているんだと今もこうして、NOを奈落に華やぐようなちりおちてしまった花びら。
 やわらかな風がながれ、しらずしらずのうちに染み付いてしまっただけの(足元は川のようだった。)とりえのないたそがれにかけ、古インク瓶に、みせていたゆめしかみないので。

まるでつまらない罪人じゃないか
 空中散歩する  我知らず漂っている。もう どこからが鳥かごの喩えで もたらされた余白を副む御厚意に(生きている)床に伸びていく影のようなもの
 小規模に沈んだ口内に、覚醒した! とも言い
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