詩想、ぶっ壊しや*/ひだかたけし
《私》と云う、
わたしが
立ち合う
思考スル現を
意識奥深く
じっと眼差し
つつ在るもの、
少しずつ少しずつ
覚悟決め掘削作業進め
光当て照らし出さんとして居る
今の私に 夜な夜な観え来るもの 、
怖ろしく斬り込み開ける悪夢の数々
突き刺し殺しても殺しても
次々と次々と次から次に
突き刺し突き殺し返し来るモノ
無数無数に現れ来ては
オノレ粉砕されまた粉砕し
気付く間も無く沸き出し
取り囲まれ取り囲むモノに
オノレ突き刺され突き殺され
抹殺される瞬間の恐怖
うううッ唸り悶え目覚める朝方
繰り返し繰り返し訪れ又繰り返され 、
ロマンとっくに
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