bottomless swamp/ホロウ・シカエルボク
り返される、まったく、これが何なのか自分自身ですら正しく理解することは出来ない、だから尚更それは、また次の新しいフレーズへの欲望を呼び起こす、ジャンキーの禁断症状、綴らずにはいられなくなる、身体はそこにのめり込むことで、深層の情報を明るみに引き摺り出す、見慣れないフレーズだからって躊躇うことはない、それは生まれるべくして生まれて来た羅列、見慣れた言葉たちが見ることの出来ない階層の為に本来の意味を変える、言葉が常用的な意味から離れることが出来ないのであれば、詩などどこにもないのと同じことだ、言葉は入口に過ぎないことを忘れてはいけない、そこからどんな意味にも飛べるように、あらゆる方向に向けられたカタパ
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