bottomless swamp/ホロウ・シカエルボク
 
のを発信することなど不可能なのだ、座標は特定出来ない、動き続けている、動きの中で求められる思考がリアルタイムなのだ、それは旋律を持たない、それは定型性を持たない、常に変化の中にいて、経過をありのままに映し、結論はあまり重要に思わない、すでにある結論ならそこに並べる必要はない、夕暮れが空を覆い尽くす前に幾つかの行が書き足される、思いだけではいけない、技術だけではなおいけない、すべてがバランスよく整っていなければならない、そして、それよりもまず、自分が何の為にそれをしているのか理解していなければならない、在りものを模倣するだけなら容易いことだ、オリジナリティーというのは、それまでのやり方を理解しつつ、
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