メモ(主に映画についてのこと)/由比良 倖
 
経質に書き進めたので、少々疲れています。僕は読書も書くことも大好きですが、それについてはまた書こうと思います。書くときは必ずヘッドホンかスピーカーで音楽を聴いています。音楽から離れると、僕はきわめて生きにくくなるし、音楽を聴けない時間は苦痛です。映画が魅力的に思えてきましたが、音楽と言葉の、それぞれに特有の魅力についても書いてみたいです。
 全ての表現に共通する魅力は自意識の発露ではなく、自分を含めた世界を客観視することにあると思っています。つまり世界も人も、頭で考えて簡単に言葉に出来るような論理には全然従っていないということ、その論理の外にあるものを意識することが、表現の始まりだと思っています
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