紙くずよりももっとずっと軽い/涙(ルイ)
 
れてるの 知ってるはずなのに
どっちについた方が得か考えてたんでしょうね
そのコと一緒になって 私が待たせてる と云ってました
卒業してもお互いに連絡取り合おうね 絶対だよなんて
さも友達みたいな顔していながら
二人してグルになって 私を悪者に仕立て上げていたわけです
最初から私を悪者にするために 近づいてきたに違いないと確信しました
くだらないったらありゃしない そんなバカ相手にしてられるかって思って
ちょうどその頃 家庭の事情で親が別居するってことになって
バス通学することになったから
ちょうどよかったと云えばよかったのかもしれませんね




まだ保育園の頃 家
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