糸を緩められた体中の錆と痙攣する芋虫を連想する。/あらい
 
どこかさり気なく、安らかに死んでいく脚線美だけが 泥沼のいつかを示す終焉に飛び込むようでした。
 魂消タマゲたように飛び立つように、3人の母は可哀想に可愛そうに眼を霞めて、そうしておおきくため息をつきほおりだされてしまいます。やけくそな興奮が父親に手を引かれて、しんみりと過去を追う、土砂降りの雨や北風などを使って荒れ狂う、(ジャズメロディーとは。)
 また、見知らぬものを夢想して 鎮魂(ものごごろがつく、)信仰。応じて、ありがちな嚆矢としてネオンサインが飢餓極まった彗星をのんびりと連れてくるから。鮮明なり華やかな軽蔑、弄ばれるように変わっても捨ているように強いる。門をくぐりゆかに横たわる境涯
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