げんざいちてん。/あらい
 
      崩壊したフローライト(蛍石)の星景




天壌の シンボル、は 既知に処す
           〈ぎゃっこうに せいきが しいているようでした)



わたしらの季節はきっと               
   透明な水の膜で、               にぶいぶれのなか、
       まだ生きているのかなあ、    肩を寄せ抱き合って
           手探りではわからないから
              なばたけを走ってはこわし、
                        だっぷりと未知を埋め
                   
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