腹じゃないものが飢えてる/ホロウ・シカエルボク
 
役にも立ちはしなかった、目的の無い羅列は無精子症だ、だから必要以上に言葉を詰め込んだ詩ばかり書き続けてしまう、人々がなにか表現の為に手段を手にするとき、そこには必ず混沌とした情景がのしかかっているのが見えるだろう、誰だって超えたいんだ、善悪や倫理、常識や規律、知った顔で勃起したイチモツを隠しているのはいつだってインテリ気取りさ、ひとつふたつ突っつくと面の皮なんてすぐに?がれちまう、どうしてそんなに目先の勝ちを拾いたいんだ?それはお前をどこに連れて行ってくれるというんだい、どこにも行けやしないよ、安っぽい虚栄心が満たされるだけのことさ、これまでしてきたことに新しい味付けをするべきだとデュアルコアのラ
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