昭和という時代に生まれて/涙(ルイ)
につくと母親がものすごい目で睨むので
子どもなりに 母親は自分のことが嫌いなのだなと
そんなことを考えたりしていました
あの頃のお小遣いといったら 大体100円で
そのお金持って近所の駄菓子屋であれこれ選ぶわけですが
その頃の私はとにかくお金を貯めたくて仕方がなく
いつも50円のチョコボールだけ買って
あとはせっせと貯金箱に貯めていました
保育園児にして1万円以上貯めたって結構凄くないです?
だけどもその貯まったお金そっくりそのまま盗られてしまいました
やったのは父親か兄かのどちらかであることは間違いないのですが
母親は残念だったね とひと言云っただけで
失ったお金
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