屋上雑景/soft_machine
 
、どうでもいいやあ\と、知らんふりした
 ほうが良かったとは流石に思わないけれどね\逃げずに確かめろ、てっ\
 いちいち喚く誰? に害意を覚えるに至っては\たばこの吸口がどんどん
 染みったれて\閉じてきた窓のむこうで季節の緩やかさをオルガン無しの
 あしたに喩えてきた日々を\改めて不問にしたい\その前後の無機質こそ
 これから問われる火炎式の愉悦

 なんて、開放的な
 色が終わる頃
 ただ あっと
 白と
 黒に
 線化したかった
 飼い馴らされた安定の予言との
 契約を破棄したい
 それからが終わり
 終わらなければ始まれないから
 隣にいるのは
 どこま
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