疎隔した生き物/あらい
 
られた斜陽線を吸い込み錬金術に交わして、目の当たり柔らかいだけの演出で、築いただけ偲ばせる。

、香のような空気が硬化され、

 記事にも至らない。この私達の物語的、ステップを踏み均して、何処か違うセイカイに飛び込んでしまいたい。星の海をどこか若いて、(浪内凡々―なみなみだ、)青い空ろを誣いて、敷いたレール上に強いたレースを翻して「走り出せ!」うたいおどりまといあわれにも。その足で命を燃やして、




鳴いてみろよ 

凪いてみろよ 

哭いてみろよ 

薙いでみせろよ




ローレライのように朽ちた海月のていで
帆ない?のままで、暗澹を広げ、櫂を流し
[次のページ]
戻る   Point(1)