疎隔した生き物/あらい
 
流した
いくども/いくえも/いくばくも、『希う。』




 煽情的な描写で喉元だけの白鴉をポルノチックに消化してバランスをとる。ポールダンスでは導けない対照調和、iのかたちを ナニにみる。深さを図るように垂らしてみせた。nineからはじまるカウントダウン。くだけたかたち、零の先端を、点のない愛が碑イシブミとして、刃と鐘鳴と、燐として経つ。その表裏一体の肌合いを乞い願うという。

 砕かれた星回りの数だけ、鬱くしい。
 これこそもっとも気高く触れることすら適わぬ、
 ここにたどり着く、意志を持ってしてようやく。

要約。どうせ人魚姫は泡になって消えてしまうから。

 そのあしを燃やし、閉じ込められた水葬にて、どうかそのかんばせを拝ませて下さい。と化粧箱に仕舞われる。その光景。
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