私の名は、スタヴローギン! (2023年改訂版)/atsuchan69
だがしかし ビジネスで扱う武器のほとんど すべてが
OEM生産された、
ナチスだ!
聞け、宇宙を夢見る力こそ真実なのだ
ビキニ姿の唇奴隷がカクテルを運ぶ
彼女は自分の身分について 何も 何も 知らない
その天真爛漫さが 愛らしく
私の手が
彼女の尻に伸び、
やわらかく弾力のある感触 湿り気をおびた砂まじりの肌
潮風のいざなう匂い 微かな恥じらいをともなった
あの悦びの 場所を たしかめる
言葉をうしなった唇をみつめながら
ついに私はそれ以上の行為をはじめようとしていた
同時刻
地球の反対側 とある国にて
未明に
イナゴの群れがおとずれて村を焼い
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