詩の日めくり 二〇二一年十月一日─三十一日/田中宏輔
一部、つくりかえたことがある。
違った。記憶違いだ。探していた言葉は、「夢はまた偽りも語るのです。」だった。この言葉をルーズリーフのなかで見つけられなかったのである。1000枚以上あるルーズリーフだから見落とした可能性もあるが、二度以上、探したのだが見つからなかったのである。無念。
15作目は、チェフワフ・フルシチェフスキの「この世のふたつの果て」山の上に電波望遠鏡を建てた。村人は機械を敵視する。山崩れが起こった。研究所の計算機を使って対策を立てる。成功する。アシモフの『夜来たる』を髣髴させる作品だった。というか、アシモフの作品のパクリではなかろうか?
二〇二一年十月十
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