詩の日めくり 二〇二一年六月一日─三十一日/田中宏輔
縦していた主人公がロケットの外に出てドアにロックがかかって中に入ることができなくなった。着陸した惑星の森の中に城があり、入ると、薬をのんで気を失う。目が覚めると、醜い連中に囲まれていた。連中に助けられたのだった。
4作目は、カレル・チャペックの「移民局」過去の時代に行けるタイムマシンをつくることが求められているという話。アイデアだけで、それを実現できる機械をつくってもらうだけという、とぼけた作品。
二〇二一年六月二十八日 「システム」
5作目は、カレル・チャペックの「システム」労働争議など起こしそうにない知能の低い人間たちを集めて、工業や農業を行っていたのだが、ある夜
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