?/あらい
る意識は擽られるもの、さよならと訛のゆうべと懐われている試みを抱かせる。もう空洞の坐骨を作らせて解凍している職業はやはり偽善崇拝なのだろう。
法は決まって路地裏への生き方を、鏡張りの彼方に浸された薄布の渦の気崩れたことと一瞥するだけ。臆病な毒虫の胎内は過去にあり、顔が潰れた核弾頭は今夜も美醜、そぼ濡れた満月に嘘の気配を教えあげる唯一の愚者と知る、そんな後遺症の透明度を、忘れ去られた苹果ひとかじりに、足跡と感じていて。
霊峰の気の緩みはきっと、だぶついた山肌を転がる遠吠えに近づくにせよ
霧が錘ぐパスワードはたぶん溺れた大穴、通気口から流れる通知音に等しい
なりすましの無理心中
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