詩の日めくり 二〇二〇年三月一日─三十一日/田中宏輔
二〇二〇年三月十日 「短詩」
「さあさ、これからお別れパーティーをしましょう。あなたたちがこの屋敷に来て、4年がたちましたのよ。そのあいだに、いろいろなことがありましたわ。でも、なんといっても、小林さんの失踪は驚きでしたわ。この場にいらっしゃらないのが残念だわ」ドーン「だれ、いま足を踏み鳴らしたのは?」
二〇二〇年三月十一日 「一本糞」
「一本糞」というのがあって、うんこが途中で途切れずに一本の棒状となって出てくるうんこのことなんだけれど、キングオブコメディの高橋健一が「一本糞」を出した日には健康だという証拠だと言っていた。ぼくも、「一本糞」をすることがあって、たし
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