詩の日めくり 二〇一九年六月一日─三十一日/田中宏輔
好みのタイプだった。ただそれだけだけれど。
二〇一九年六月三日 「百年の孤独」
マルケスの『百年の孤独』60ページほど読んだが、まったくおもしろくなかった。なので読むのをやめる。かわりに、カヴァーがかわいらしかったので、本棚に残していた、M・W&W・ウェルマンの『シャーロック・ホームズの宇宙戦争』を読み直す。『族長の秋』はよかったけど、『百年の孤独』はダメね。
二〇一九年六月四日 「伊藤浩子さん」
伊藤浩子さんから、詩集『たましずめ/夕波』を送っていただいた。頭注が本文にも匹敵するくらいの変わった構造で、おもしろいものだった。書くということに集中されてい
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