詩の日めくり 二〇一八年二月一日─三十一日/田中宏輔
 
だなあと思って。 高塚謙太郎さん、ありがとうございます。


二〇一八年二月七日 「断章」


言葉とは何か?
(フィリップ・K・ディック『時は乱れて』4、山田和子訳)

 言葉以外の何を使って、嫌悪する世界を消しさり、愛しうる世界を創りだせるというのか?
(フエンテス『脱皮』第三部、内田吉彦訳)


二〇一八年二月八日 「命日」


 おとつい、2月6日は、日知庵のまえのマスターの命日で、きのう日知庵に行きたかったのだけれど、ぼくの体調が悪くて行けなかったのだった。きょう、二日ずれたけれど、日知庵に行って、まえのマスターのこと、いろいろ思い出していた。気さ
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