詩の日めくり 二〇一七年十一月一日─三十一日/田中宏輔
寝ることにする。丹念に読んでいると思うが、テヴィスはあまり高く評価されていないようだが、すばらしい作家である。
二〇一七年十一月九日 「荒木時彦くん」
荒木時彦くんから詩集『NOTE 002』を送ってもらった。これまで、この詩人の構築する世界感は、現実的でもあるが、一部、非現実的なところがあるのが特徴であったが、この詩集では徹底的に現実的である。哲学的な断章ともとれる一面もある。知的な詩人の知的な詩集だ。
二〇一七年十一月十日 「秋亜綺羅さん」
秋亜綺羅さんから、ご本『言葉で世界を裏返せ!』を送っていただいた。ご本と書いて詩集と書かなかったのは、内容が詩
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