詩の日めくり 二〇一六年十一月一日─三十一日/田中宏輔
イス・パジェットの「ボロゴーヴはミムジイ」って、つぎに収録されている、レイモンド・F・ジョーンズの「子どもの部屋」と、ほとんど同じような設定で(ぼくにはね)なんで同時収録したのだろうかと疑問に思えるほどに似た雰囲気の作品だった。ジョン・ブラナーの「思考の谺(こだま)」を読み終わった。ハッピー・エンドでよかった。物語はせめてそうでないと、笑。ほっぽり出してるフラナリー・オコナーの全短篇・上巻をいま手にしてるのだが、まあ、これはほとんど救いのない物語ばかり。
二〇一六年十一月七日 「旧敵との出逢い」
とりあえず、いま、『フラナリー・オコナー全短篇』上巻を読んでいる。ちょうど
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