詩の日めくり 二〇一五年四月一日─三十一日/田中宏輔
だけれど、史実かどうかは、知らない。というか、どうでもよいが、とても自然な感じだ。ジョン・クロウリーの短篇集『古代の遺物』、あと1つで読み終わる。意外と読みやすいものだったので、そのところに、多少驚かされる。さいごの1篇は、ちょっと長い。シェイクスピアものなので、興味深い。まだ読んでいる途中なのだけれど、「シェイクスピアのヒロインたちの少女時代」に、シェイクスピア=ベーコン説が出てくるんだけど、数か月前に読んだ『シェイクスピアは誰だったか』(R・F・ウェイレン著)を思い出した。
二〇一五年四月十七日 「音楽のからだ」
「音楽のからだ」という言葉を、ふと思いついた。いちばんなりたかったの
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