詩の日めくり 二〇一五年四月一日─三十一日/田中宏輔
んで、あしをからませて、おちょけていたんだけど、つぎの瞬間は、就寝シーンで、彼がぼくのうえから、ぼくの身体のうえにおっかぶさるようにしてたのだった。そしたら、つぎの朝のシーンで、田舎の行事の餅つきをしていたのだった。彼も手伝ってた。これって、へんな夢だよね。いま恋人いないけど、できるってことかな。それとも、夢のなかでなら幸せってことなのかな。ちなみに、その彼って、ぼくが21才のときに付き合った、2つ年上の23才のケイちゃんにそっくりだった。ぼくもきっと、夢の中では、若かったんだろうね。ママンも若かったから。田舎の家ってのも、なんだかだった。なにを暗示してるんだろう。いいことあるかなあ。
二〇
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