詩の日めくり 二〇一四年十一月一日─三十一日/田中宏輔
ら後悔した。こういうときに、勇気がないから、ときめく出会いができないんやな、と思った。数か月に1度くらいある、稀な機会やのに。また会うかなあ。ここに住んで10年くらいで、はじめて見た顔やったから、もう会わへん確率が高い。もったいないことをしてしまった。ちょっと声をかけるだけでよかったのに。
二〇一四年十一月十三日 「卵は廻る」
一本の指が卵の周りをなぞって一周する
一台の自転車が地球のまわりを一周する
二〇一四年十一月十四日 「マイミクの方のブックレビューで見つけた、ぼくの大好きな詩句。」
マイミクの方のブックレビューで見つけた、ぼくの大好きな詩句。
Jean C
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