短歌そのた置き場/朝倉キンジ
気がつけば黄いろいスカーフ色あせて 汚れた畳ですましてる
み空からくだったものかと頷くも 何のコトだかすでに忘れぬ
教会の坂を覚ませる山の暮れ お菓子食べつつ耳を澄ましき
終わるとも知れぬ 電線はた空の迷い歌あり 終日鳴ってる
草ひそみ雨が降りそう 燈もすこし騒ぎすぎてる 熱があるんだ
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定理のむこう
命が終わるその夜に
杉のはやしは 過去と通信を始め
地中では何かが鳴っている
そんなとき
魂は青い光になって 未知の世界をながれる
(-接続だった.命は一瞬の火花だったよ)
(どっかではぐれては また
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