17歳 砂に何を埋めた?/瓜田タカヤ
て人間を無差別になで回す。
美しい花も、儚いおじいちゃんも、愛する何もかも簡単。
簡単に消滅する。それは駄目な事とかではなく、
そう言った事柄を背負っていくからこそ
俺達って生きていかなくてはいけない。って思うんじゃないの。
ねえどうなの?ペイン先生!(日曜学校の先生)
ただ現実と真実が、合致する場はなかなか現れないものだ。
実証したり、もしくは体感する瞬間が。
せいぜい酒の席でアルコールにまかせて気の合う友達に語り、
自己証明の確認をする程度が関の山だろう。
(関の山って言葉始めて使ったよ!)
もしくは絶対的な権力に立ち向かう時、
自分の背中を押してくれる陶酔感が
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