ユニットバスで肩まで浸かろうとする。/カンチェルスキス
のマーガリンとハチミツを
ほぼ同じぐらい塗りだくってる
コーヒーはブラックだ
おれは真冬なのに半袖Tシャツを着てて
その色はひと言では言えない色だ
エアコンもストーブもないから
おれの皮膚は鳥肌が立っている
昔チキン肌と呼ぶ女教師がいた
ソノオンナキョウシガシンジレナイホドノキョニュウダッタカドウカマデハ
覚えてない
眠った後の朝だ
鳥のさえずりは健康的な頭脳にはちょうどよかった
わからないことは一つだけだ
不安だとしてその不安をどうやって解消するか
あるいはどうやって自分の体内に取り込んで昇華させていけばい
[次のページ]
戻る 編 削 Point(7)