バッド・アティチュード/ホロウ・シカエルボク
実際、そんな世界に興味を持つことはないだろう、この世がどんなに美しい世界であれ、どんなに醜悪な見世物であれ、俺は俺の人生を生きるだけなのだから…ほら御覧よ、この俺の内臓は君らの知ってるものとはずいぶん違ってしまっている、これはいつからかそういうものになってしまった、いや、勘違いしないで欲しい、病とか、そういう類の話ではない、回りくどい説明で非常に申し訳ない、けれど、世の中には、非常に湾曲させたりしなければダイレクトに伝わらない内容というものがあるのだよ、君がそれについてどれだけ知っているか、俺にはわからないけれどね、なに、これもスタンスの下りの中に押し込んで、聞いたような聞いてないような、朧げな記
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