したいのそばに咲くハな 捨て息 それは赤い/狩心
心音はどんどんと大きくなっていく
すべては黒い点にメタファーされて
それらが敷き詰められた
真っ黒い空間になり
明滅する
真っ白くキラキラと
銀河の星屑のように
意味もなく
私は
誰も追いつけない程 孤独に
速くなる必要が あった
もし君と永遠に 分かり合えなくなるとしても
君
と
僕
を
守
る
た
め
に
もはや道の上を歩くことは出来ないと分かっている
オールでカヌーを漕いでいる
背中を前にして
目も手も必要ない
オールは胸に直接突き刺さっている
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