したいのそばに咲くハな 捨て息 それは赤い/狩心
 
の渦巻き
クソ巻き
ぐるぐると髪の毛を丸めて
産卵を始める過呼吸

まだ物置の中にいる
あのカラダは

黄身の皮膚が柔らかで
僕は白目で自殺する他なかった
角は生えていないし
体は丸く
高く飛び跳ねることもできない
水面の上を 波紋を起こさずに
軽やかに愛することもできない
ざらついた丸のボクハ
どうしたらいい

三日三晩
名もなき踊りを踊ったら
君と僕の冷静スープの間に
君と僕ではない情熱の器が
ぽつんと
ひょっこり違反していた
均衡を司る天秤のように
はみチンして
それをドアに挟んだ
ドアが閉まらないように
ちんこを
しっかりと挟んだ
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