「瀧口修造-夢の漂流物」展のススメ/青色銀河団
ろう小品がものすごくよかった。「ああこれもって帰りたい」と強く惹かれるのが何点もありました。こういうものに囲まれていた瀧口氏はなんて幸せなんだろうって思いました。
実は私は瀧口修造ってちらっとしか知らなかったんですが、アンドレ・ブルトンに端を発する超現実主義を戦前から日本に紹介した人で(っていう解釈であってるかな?)、自身もそういった作風の詩を書いています。現在から見ると多少古さを感じますが、その詩がジョアン・ミロとの合作に書かれていたり、はたまた平沢淑子が小さな硝子の本に刻印したりと様々な作家とのコラボレーション作品が多数ありました。
これが現在ありがちな詩と他の媒体を合わせてみましたの
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