ぽやしみ〜★/kaz.
私ならこう書く。
「叫ぶ者たちへ」
「酒ぶという形容詞があるらしい」と聞いて
それを探しに出かけた
あるいは山の向こうから
やってくるかもしれない
それが叫びならなおさらだ、うん
映写機のような紙片を集めながら
ひび割れるような孤独の音を聴いて
つまりなんだってんだ、寝るってのか
僕は今年初めての叫びをあなたから聞いた
私なら同じ題でこう書く。
「コップ」
「現れたものがすべて現存するとは限らない
何故なら歴史は言葉だからだ」
ハイデガー『放下』からの引用だ
垂れ流しの知識人と村人たちに向かって
「アル・カイーダはあるかいだ?」と疑問符を
[次のページ]
戻る 編 削 Point(0)