ぽやしみ〜★/kaz.
符をつけると
不思議と涙が溢れてきた
涙はコップに溜まり
何が構成の妙だ!
所詮小さくまとまっているだけさ!
恥ずかしげもなく言葉が結ばれ
結婚し
そして引用され
隠喩となり
溢れ出た
私なら同じ題でこう書く。
「白へ」
麗しのカディスに
雹という字が「はく」という読みをするのだと告げた
そのときからだ
ぱいとほうの二字が
私の中で絡み出した
アブダクションするのだ
現象よ現象せよ
とめどなく溢れる雷雨
そして比喩
人生の喜ばしい知識
それらが皆過ぎ去ったとき
白へと悲しみがやってきた
李白という字の
巨大な城へと
「Cat 2」
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