窓に何を探す?/瓜田タカヤ
 
々な事が作業的な感じがして、気が落ち着かなかった。

カミさんもどこか不安そうであった。
ここに何週間も居たくないよ。と眼で訴えていた。

仕事も終わり夕方、カイリを迎えに保育園へ行った
彼女を車に乗せて、病院へ戻った。

県病へ着き、6人部屋の一番端の窓際に座るカミさんを囲み
みんなで色々話をした。が、どうにも落ち着かなくて
みんなで、食堂のような場所に移動して絵本を読んだりした。

隣の病錬は小児外科になっていて、時折
カミさんと同じような点滴の器具を取り付けた子供が、
暗い蛍光灯の廊下を横切ったり、
口の周りに黒い斑点ができた子供が家族とともに、
おにぎりを、
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