窓に何を探す?/瓜田タカヤ
 
ミさんの入院していた部屋二階の窓が開き
彼女は俺達にバイバイと言い、
気をつけてねとか言い、とりとめもない話をしたりして、
別れた事がなつかしい。

カイリは家に向かう車内で俺に
「パパ気をつけてみて!」と無邪気な事を言ったりしていたのであった。

県病について、産婦人科に行き、カミさんの荷物を置いて
少し看護婦さんから話を聞き、入院の手続きをしてから
仕事へと戻った。

部屋は前の個人病院とは違い、大部屋になるので、
カイリと来た時にあまりうるさくできなさそうで
ちょっと大変かなあと思った。

あと個人病院とは違ったせわしない雰囲気というか、
悪く言うと、色々な
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