友だちの友だちとしらない友だち/さわ田マヨネ
 

そんなことがあったんだけれど、後日ミネからこの日についての感想を求められて、ほんとはしょもこさんのことちょっと苦手だったのに、そんなこと言えるわけもなく、楽しかったしいい人だねって、そう言っておいた。
ミネはしょもこさんのことを友人って紹介してきたけど、さりげなくくされ縁風を装ってたけれど、友人というものがなんだか、しっくりとはおさまってくれなかった。
そもそもカマターとしての伊田峰は、しょもこさんのことがすきなのだと思う。
そのことに大した根拠は無いんだけれど、でもなんとなくわかる。
わかってしまうくらいには、僕はちゃんとミネの友だちなのだ。


それから1年ちょっとくらい
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