詩のレシピ(改)/hadukino
知らぬ風景が望むままに
めくられていく
感覚器官の同じところが
疼く
見つめる先は違うようで
めぐりめぐっている
シニシカント
より高みにある
ノチゥカント
古来の認識は自然にありながら
正確に物事を捉えていた
空を見上げる所作は
今も昔も変わらない
呼び名が違い
捧げる祈りは様々でも
根元にある想いは
連綿と続いている
ハカバニハニワカシジンガイテ
コンクリートノカベヲ
ニラミツケナガラ
ワラッテイル
ヲトメノヨウニ
ヌマニハマッタ
ケソウスルシソウデ
ロマンチックナシヲツヅリナガラ
EX V.
声調を気にしすぎては
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