詩のレシピ(改)/hadukino
 
知らぬ風景が望むままに
めくられていく

感覚器官の同じところが
疼く
見つめる先は違うようで
めぐりめぐっている


シニシカント
より高みにある
ノチゥカント
古来の認識は自然にありながら
正確に物事を捉えていた
空を見上げる所作は
今も昔も変わらない
呼び名が違い
捧げる祈りは様々でも
根元にある想いは
連綿と続いている


ハカバニハニワカシジンガイテ
コンクリートノカベヲ
ニラミツケナガラ
ワラッテイル
ヲトメノヨウニ
ヌマニハマッタ
ケソウスルシソウデ
ロマンチックナシヲツヅリナガラ


EX V.
声調を気にしすぎては
[次のページ]
戻る   Point(2)