雪/kaz.
 
雪道から窓へ抜ける光の/)

私は今図書館にいる
記号/彼女を探すため
私の名前はあい/赤
       ために
      ハウメニー/

(二つの色彩が、
分極する、)

さようなら、私の本よ
サイダーハウス・ルール
幸福な無名時代

 (おはよう、私の小説
 アウトサイダーよ
 マルケス、丸消す
 あとはもう知らん)

合わせて、合わせ/て、
 浴室/これは読んだことがある
これを読んだ翌日、小説を/小説を/小説を/

ある男の聖書のとなりにある黄泥街
インドラの網
そしてぼくは歩みをやめる
PCに向かい
ジョージ・レイコフの『詩と認知
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