雪/kaz.
 
・2/4 12:27
つかみかけの砂糖をばらまいて、歌う鳥たちに捧ぐ、辺りに散らばった雪化粧、ならぬ砂糖化粧と呼ぶべきものが、起こる、クリステヴァ、読んだことはないけど、きっと君は知っているはずだ、フィリップ・ソレルスが傾倒したマオイズムには間違いがあったこと、そんな現代思想の文脈に合わせないで語りたい、でも出てくるのは美しい記号ばかり、バタイユのバター、ここで一旦席を立つ、父の電話を取るため、父は家の鍵がかかっているかどうかを聞いてくる、それを実際確かめるため玄関へ向かい、戻ってくる、ぼくは狂ってない、入院したけれどもちゃんと戻ってきた、そして美しい記号をまた探しに出かけたい、でもどこへも立た
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