煩い静寂/陽向
 





孤独の神がいたら 僕は貴方に愛を与えたい
その孤独を分けてもらえるなら 話しかけないが手に入れる
愛も恋も知らないなら 知らない分を僕にください
その知らないは 誰よりも知ってるから

行方も孤独という洞窟で 洞窟の温度は無の温度
叫びは鳴り止んだ もう静寂でさえ煩かった
風が黒い 扉の向こう側は奥という世界で
あなたと一緒に あなたと僕で ここに個々を描こう

始まりの喧嘩を何度聞いただろう レフリーはいたか
どうして どうしてと云うの? どうして?
緑は青に比べれば少ない でも人は緑の方が身近だ
どうしてと聞いてくれる どうしてと云える

それ
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