(最終回)アーヤと森とふしぎなひかり/吉岡ペペロ
 

瓶は、どこにいってしまったの、

あの日からアーヤは毎日まあるい芝生に通いました

お母さんもついてきてまあるい芝生のぐるりを駆け回りながら叫んでいるアーヤを待ちました

帰り道お母さんは言いました

どうにもならないことなのよ、それをどうにかするために、生きてるわけじゃないんだよ、

群青いろの森の影からヤンおばさんが現れました

ヤンおばさーん、

アーヤは窓から手を振って階段を駆け降りました

ヤンおばさんは伝書鳩で今夜アーヤの家に来ることを知らせていました

手紙に書いてあったことをアーヤは悲しみそしてとても喜びました

ヤンおばさんは遠くの町に引っ越してしまうのでした

そして手紙にはア
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