戯曲「ノーパンガール」(習作つづき10後半その1)/星☆風馬
待ち下さい」
父、母登場、手をつないでいる
母 「ああ、いい風ね。気持ちいい」
父 「やっぱり地球がいちばんだね」
母 「そうね、すばらしい星」
父 「故郷だからね。その服、似合ってるよ」
母 「そう?ありがとう。でも、このスカート少し短かすぎない?」
父 「そんなことないと思うよ。冥王星の店長も言ってたじゃないか。それ、これから銀河宇宙で大流行するんだって。ぜったいナウいよ」
母 「本当?でも、こんなマイクロミニのプリーツ、風が吹いたらお尻が丸見えよ」
父 「風が吹かなくてもぼくがめくれば丸見えさ(父、母のスカートをめくる)」
母 「いやん、もう、バ
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